文章力 書くチカラをつけるため毎日書くー1日目
4月8日(月)
文章力をつけるために、毎日書くことに決めた。
「書く力」をつけるためといったほうがいいのか。どちらにしても「力(チカラ)」をつけるために毎日書く。
私が思うに「力をつける」とは毎日基本的なことを繰り返すことによって、力は徐々についてくるのだと思う。
たとえば、肉体的に力をつける場合、腕力をつけるとなったら、腕立て伏せ。
これを毎日(時には休憩日)繰り返すことによって、腕力がついてくる。
マラソンを走ろうと思ったら、42.195km走ることができる脚力をつける必要がある。
1km、2kmと最初は短い距離を走ることにより、徐々に距離が伸びていく。日々とにかく走ることにより、脚力がついてくる。
ビジネスで営業力をつけるためにはどうするか。
訪問販売で売るのが営業の基本なら、とにかく一定の訪問件数を毎日訪問する。訪問することによっていろいろ気づき、勉強することなどある思う。その経験によって営業力もついてくると思う。
以上、上げたように「力」をつけるためには、基本的なことを毎日一定量こなすことによって力は徐々についてくる。
そこで、文章力、書く力をつけるために、まずは初期段階で行うことは、
1時間で原稿用紙2枚程度書くこと。
文字数にすると約800文字。私の今の段階での、書く力の実力はその程度かなと思います。まずは1時間集中して原稿用紙2枚書く、これを毎日続けていく。そして慣れてきたら2枚、3枚と原稿用紙の枚数をのばしていく。
文章修行としてまずは100日、100日続けてどれくらい上達するか?基準となるのは書ける量になるかと思います。
1時間で原稿用紙2枚でスタートして、100日後にどうなっているか。5枚、6枚書けるようになっているか。
文章力、文章の質がどれだけ向上したかは、自分で判断できないので、まずは書く力、文章量、長い文章が書けるようになること。その点を向上させたいと思います。
書くとランニング─2日目
4月9日(火)
書くことはスポーツだとうたっている本がある。
「原稿用紙10枚を書くチカラ」(齋藤孝/著)という本の中で、書くことをランニングにたとえ表現している。
私自身、趣味として週に3~4回走っていますが、書くことと走ることは共通点があると思う。本書の中で「長い距離を走るとなると、絶対にトレーニングが必要になる。慣れていない人がいきなり十キロ走るのは、まず無理だ。 -中略- 書くこともそれと同じなのだ」と、まさにその通りだと思う。
普段長い距離を走ったことない人が、いきなり十キロといわれても走れない。というよりも距離を聞いただけで、そんなに走れないと尻込みしてしまう。
文章を書くこともそうだと思う。本では1キロを原稿用紙1枚にたとえているが、いきなり原稿用紙10枚、文章を書いてくださいといわれても、とても書けない。
普段から、一時間走るランニングのトレーニングをしていると、十キロはそれなりの練習を積み重ねれば走れる距離だ。ランニングの基本はとにかく走ること。日々走ることによって、一キロが二キロへと延び、さらにトレーニングを積み重ねることにより十キロも楽に走ることができるようになる。
書くことも同様に、とにかく日々書く。今はまだ1時間で1~2枚程度しか書くことができないが、書くトレーニングを積み重ねることにより「書く力」も身について3枚、4枚と枚数も増えてくると思う。
ランニングの場合、トレーニングの目安として月間走行距離が取り上げられ、月に何キロ走ったかが目安になります。たとえばマラソンを完走するには最低でも月間走行距離100km走るとか、4時間で走るには300km月に走るとか、月何キロ走るかが、ある程度の目安にされます。書く力をつけるにも、月何枚書いたか、月間原稿枚数あたりが目安になるのかなと思う。私の場合、今のところ1時間で2枚、それを三十日で計算すると約六十枚。まずは枚数でいくと、原稿用紙月100あたりが目標になるか。
日々書く。まずは書くことに慣れることが今の自分にあった、「書く力」をつける最良の手段なんだろう。
書く力 まずは質より量─3日目
4月10日(水)
書く力をつけるトレーニングとして、齋藤孝さんの本「原稿用紙10枚を書く力」を参考にしてすすめている。「量をこなすことで質をあげると考えよう」と本の中でいっているが、まさに書くトレーニングの最初は、とにかく書く、量をこなすことだと思う。
私の場合、今おこなっているのは、1時間で原稿用紙2枚程度書いている。これは今の自分の実力が1時間で原稿用紙2枚程度書く実力ということ。で、1時間集中の原稿書き、今は1本行っているが、この本数を増やしていく。まずは2本、原稿用紙4枚になる。1日4枚確実に書く。
「とにかく目的を達成しよう。その目的は量だ。だから一日の書くノルマを決めて、その枚数をこなすということを一定期間やってみる」(原稿用紙10枚を書く力より)
1時間集中の原稿書き、慣れてきたら2本から3本、4本と回数を増やしていく。そうすることで書く枚数も増え量をこなすことができる。
とにかく今は量をこなし、書くことになれるのが先決である。
手書きかパソコンか─4日目
4月11日(木)
文章を書くとき、手書きか、パソコンか。
ビジネス文章のようにある程度ひな型のような決まり切った内容を書くときはパソコンで文字を打っていく。
気持ちを伝えたい場合や、長文で考えて書くような文章の場合は、手書きの方が伝えられる文章が書ける。
パソコンだと、なかなか気持ちの入った文章を打つことができない気がする。
パソコンで書く場合は客観的な文章になり、手書きの場合は主観的な文章になるらしい。私は以前から習慣による違いで手書きとパソコンで打つ文章が変わってくるかと思っていましたが、どうやらそうではないらしい。
大学の研究によるとパソコンでノートをとる学生より、手書きでノートをとる学生の方が、情報を長く記憶しているらしい、ということです。
またよく言われるのが、文章を手書きで書くと、脳の活性化に効果があるらしい、と言われています。何やら手書きのほうが、文章を書くにあたってパソコンで打つよりメリットがあるようです。
しかしビジネスでは業務連絡書、報告書など圧倒的にパソコンで作ります。文字を書くよりも打ち込むほうが早く効率的、保管しておくにもデータ管理でペーパーレス。ビジネス文書はパソコンの圧勝のようです。
では、生活における手書きとパソコン、というよりスマホになるのでしょうか、どちらの利用頻度が多いのか。
私の場合スケジュール帳や予定帳、最初の頃は目新しさもあり、スマホにスケジュールアプリをダウンロードして使っていましたが、やはり手書きのほうが便利なのか、いつの間にかスケジュール手帳に書き込むようになっていました。
メモも最初はスマホでしたが、結局メモ帳を買って手書きになっていました。
では、このブログの文章は?実は両方を使っています。何を書こうか文章の出だし、テーマを決めて書き出す時は手書きです。パソコンに向かっていてもなかなか書き出すことができないため、原稿用紙に向かって、ボールペンを持って、あれやこれと考えた末に、原稿用紙に書き出します。
ある程度の文章、だいたい8割くらい文章が書けると、最後のまとめをパソコンで打ち込んでいく。
今のところはそんな感じで文章を書いています。
文章上達のため写経、書き写しを始める─5日目
4月12日(金)
文章力をつけるために写経、書き写すことが効果ありということで早速始めることにした。
書き写す本は「天声人語」。一般的に文章のお手本ということでちょうどいいと思い決めた。文章量も一回600字程度で一つ書くのに20分前後。時間的にもちょうどいい。
書き写しの注意ポイントは、まずは集中して書くこと。ただ漫然と書いているだけでは効果は期待できません。
とにかくよく精読しながら書くということです。そのときに、文章の構成や表現方法、自分が文章力を上げたいポイントなどを意識して書くということです。
書き写しをしたからといって文章力がすぐにつくというわけではありません。コツコツと続けることが大切です。
これも修行日記同様100日。書き写しも修行です。